このたび、JR常磐線泉駅北口から徒歩5分のヨークタウン泉玉露内に開業する肛門科専門クリニックである「いわき泉肛門クリニック」院長の菊田信一です。いわき市内には肛門科専門医の開業クリニックが少なく、専門的な診療は総合病院へ行くことが多かったと聞いております。どうぞこれからは、ちょっとしたお尻の悩みでも病状が悪化する前にお気軽にご相談願います。
私は医学部卒業後、研修を経て、肛門診療を専門におよそ延べ20万人を超える患者様を診てまいりました。肛門の病気で最もまずいことが恥ずかしさで診療をためらい、病状を悪化させてしまうことです。肛門疾患の多くは初期の段階であれば薬や軽微な処置などで終わらせることができ、手術まで至らないことがほとんどです。肛門の病気かと思ったら消化器や泌尿器の病気だということもございます。診断が遅くなればなるほど、手術などが必要になる可能性が高まっていきます。
40年以上の医歴の中で、日本大腸肛門病学会の理事を2期務めましたが、医療機器や薬の進歩は目覚ましく、薬だけの治療で寛解し、手術になっても日帰りで済ませることもできる病気が増えました。痛みや不快感も相当軽減されております。当院の本院である日立市の川﨑病院は、肛門診療の専門病院であり、消化器科、肛門科、泌尿器科、婦人科などの専門医が20名以上在籍しております。検査、診断、治療方法の選択から、予後の過ごし方まで、肛門疾患に関するすべてをお任せいただける体制になっております。
ご家族や身近な人にも相談しにくい病気だからこそ、どうぞ専門家に少しでも早くご相談ください。数多く診てきたからこそできるアドバイスがございます。これから「いわき泉肛門クリニック」がいわき市の皆様の健康の一助になれるよう努めてまいりますので末永くよろしくお願いいたします。