直腸肛門機能検査システム
当院では、直腸肛門内圧検査を導入しております。
肛門を締める力の強弱などを数値化することで客観的に評価することができます。
切れ痔の原因、痔核の状態、便漏れの原因等を調べるために検査を行います。
肛門内に直径5mmの細い管(圧力センサー)を入れて、肛門に力を入れない時(安静時静止圧)や力一杯しめた時(最大随意圧)の肛門のしまる強さ(圧力)を測定します。
ゼリーを塗布した細いセンサーカテーテルを肛門内に挿入するだけであり、痛みを感じることはまずありません。
内視鏡システム
肛門から挿入して直腸、大腸を観察する内視鏡システムです。
肛門からの出血か大腸や直腸からの出血か判別困難の時等には大腸内視鏡を施行し、見逃しの無い診断を目指します。
心電図モニター
内視鏡検査、手術等の際は、必要に応じて心電図モニターを装着して施行します。
当院では日本光電の心電図モニターを採用しております。
日本光電独自の技術により、最大加圧圧力の減少や従来より短い時間での測定が可能となっております。
さらに、日本光電オリジナルのカフ(腕帯)を使用することにより、皮下出血の発生を抑制するなど、患者様への負担を最小限に抑え、常に状況を把握しながら検査を施行いたしますので、安心して検査、手術を受けることができます。